今回は、ワンピースの中でも謎の多いキャラである、五老星とイム様の悪魔の実の能力について考察したいと思います。
独自で考えた何の根拠もない考察もありますので、気軽に読んでください。
※この記事では最新刊原作10巻までのネタバレを含みますのでご了承ください。
五老星の名前が発覚
ついに、最新話1086話で五老星全員のキャラクター名と役職が判明しました。
マーカス・マーズ聖(環境武神)
出典:漫画 ONE PIECE: 尾田栄一郎/集英社
一人目の五老星は「マーカス・マーズ聖」。環境武神を担当しており、スラッとした高身長と長い顎鬚が特徴的です。
五老星の名前には「太陽系の天体」が必ず含まれており、マーカス・マーズ聖はマーズ(Marz)、つまり火星の名前を含む五老星です。
見た目のモデルは、自由公民権運動を主導したという板垣退助と言われています。
トップマン・ウォーキュリー聖(法務武神)
出典:漫画 ONE PIECE: 尾田栄一郎/集英社
二人目の五老星は、「トップマン・ウォーキュリー聖」。法務武神を担当しており、少しふっくらした体形と長い花ひげが特徴的です。
トップマン・ウォーキュリー聖は、マーキュリー(Mercury)、水星を名前に含んでいます。
見た目のモデルは、ミハイル・ゴルバチョフではないかと思われます。
シェパード・十・ピーター聖(農務武神)
出典:漫画 ONE PIECE: 尾田栄一郎/集英社
3人目の五老星は、「シェパード・十・ピーター聖」。担当は農務武神。金髪ヘアーに金髪の口髭の高身の男で、少し目つきが悪いです。
シェパード・十・ピーター聖は、ジュピター(Jupiter)、木星に該当する五老星です。
少しわかりずらいですが、じゅう+ピーター=ジュピター ということでしょう。
(ミドルネームに「十」って、、、)
見た目のモデルは、奴隷解放の父、エイブラハム・リンカーンと言われています。
イーザンバロン・V・ナス寿郎聖(財務武神)
出典:漫画 ONE PIECE: 尾田栄一郎/集英社
4人目の五老星は、「イーザンバロン・V・ナス寿郎聖」。財務武神を担当しています。かなり特徴的な見た目をしており、スキンヘッドに痩せた身体、白装束を着た男です。かなり良さげな刀を持っていることから、剣士と思われます。
イーザンバロン・V・ナス寿郎聖は、ヴィーナス(Venus)、つまり金星に該当する五老星です。
こちらも少し分かりづらいですが、ヴィ+ナス=ヴィーナス ということだと思われます。
モデルは、マハトマ・ガンジーと言われています。
ジェイガルシア・サターン聖(科学防衛武神)
出典:漫画 ONE PIECE: 尾田栄一郎/集英社
最後の五老星は「ジェイガルシア・サターン聖」。科学防衛武神を担当しています。白い髪の毛と髭に、目元に大きな傷がついた男です。
ジェイガルシア・サターン聖は、サタン(Saturn)、土星を名前に含む五老星です。
モデルは、ドイツの経済学者であるカール・マルクスだと思われます。
五老星は不老不死?
出典:漫画 ONE PIECE: 尾田栄一郎/集英社
五老星は世界政府を作った「20人の王」の末裔である世界貴族”天竜人”の中でも最高位である5人の老人のことですが、彼らは少なくとも20年は見た目が変わっていません。
五老星については様々な考察がされていますが、彼らは800年前にオペオペの実による不老手術を受けているという考察が最もメジャーです。
しかし、1072話にて「ミス・バッキン」がクローンと判明してからは五老星クローン説というのも出てきています。
どちらにせよ、何か長く存在することができる秘密があることは、明確です。
五老星が太陽系をモチーフとしている理由
先述のように、五老星の名前の中には、もれなく太陽系の星の名称が含まれています。
順番に「火」「水」「木」「金」「土」の5つですが、お気づきの通り「月」と「太陽」がないです。
「太陽」は、太陽の神・ニカである「ルフィ」や「ジョイボーイ」である可能性が非常に高いです。
と考えると、「月」は五老星よりも上の立場で、ジョイボーイと敵対している「イム様」でしょうか。
同じく太陽系である、ウラヌス(Uranus=天王星)、ネプチューン(Neptune=海王星)、プルトン(Pluto=冥王星)が古代兵器であることや、ミンク族やルナーリア族など、ワンピースの中には様々な宇宙との繋がりがあって本当に面白いですよね!
五老星の初登場時(原作233話)から、太陽系の五つの星をモチーフにすると決めていたと考えると、やはり尾田先生恐るべしですね!
五老星とイム様は能力者であることが判明!
©漫画 ONE PIECE: 尾田栄一郎/集英社
最新話1085話にて、サボの「火拳」を喰らった五老星とイム様が黒い影の化け物になり、コブラ王を殺しました。
角が生えた化け物や、イム様のドラゴンのような姿からも、おそらく「動物系(ゾオン系)幻獣種」の悪魔の実の能力者と考えられます。
ルフィの食べた実が、実はゾオン系の幻獣種だったことからも、これからはゾオン系の悪魔の実が最強種なのでしょう。
では、そのモデルは何でしょうか。
【考察】イム様&五老星の悪魔の実のモチーフはマレフィセント?
©:漫画 ONE PIECE: 尾田栄一郎/集英社・Disney
変身後の姿は、黒いシルエットになっておりその詳細は不明ですが、著者は五老星とイム様の悪魔の実のモデルは、ディズニーの映画『眠れる森の美女』と『マレフィセント』の登場人物の「マレフィセント」とその部下である「グーンたち」ではないでしょうか。
考えられる理由をいくつか紹介していきます。
独自に考えた、なんの根拠のない考察ですので気軽に読んでいただけると幸いです!
理由①ワンピースはディスニーオマージュが多い
まずそもそもの理由として、「ワンピースはディスニーオマージュが多い」というものが挙げられます。
かなり有名な話ですが、ワンピースの作品の中にはいたるところでディスニーオマージュがなされていると言われています。
例えば、「ホールケーキアイランド=不思議の国の国のアリス」、「ドクQ=白雪姫」などがあります。
SNS上でも、この話題は非常に盛り上がっており、ワンピースが好きな人は「Youtubeでみたことがある!」という人も多いのではないでしょうか。
©ドロピザ 【Drop the Pizza】
ディスニーオマージュについては「ドロピザさん」のこの動画で詳しく紹介されているのでぜひ見てください!(度肝抜きます、、、)
理由②ビジュアル
二つ目の理由は、「ビジュアル」です。
まずイム様ですが、1085話でサボからの攻撃を受けた時、イム様はドラゴンのような姿に変身しています。
©:漫画 ONE PIECE: 尾田栄一郎/集英社
ご存じかもしれませんが、マレフィセントはマレフィセントドラゴンという竜に化けることができる魔女です。
イム様は女性である可能性が高いので、マレフィセントとイメージがピッタリじゃないですか?
そして、五老星の見た目ですが、
©:漫画 ONE PIECE: 尾田栄一郎/集英社
©Disney
ん-(笑)
少し似ているような気もします!
③「グーンたち」は何の動物?
マレフィセントの部下である「グーンたち」は何の動物なのでしょうか。
調べてみたところ「グーンたち」のモデルの動物は「イノシシ、鷹、アリゲーター、ヤギ、コウモリ、ハゲワシ」でした。
もし、子の考察が当たっていたとしたら、ハゲワシが「イーザンバロン・V・ナス寿郎聖」で、ヤギが「ジェイガルシア・サターン聖」ではないでしょうか
でも、五老星は5人なのにグーンは6種類いますね!
五老星が5人いるのに対し、グーンたちは6種類いるんです。
ですが、勘の良い人は気づいたのではないでしょうか。
そうです、六匹の動物のうち一匹は「鷹」なんです。
ミホークやペルーなど「鷹」に関するキャラで怪しいと言われているキャラクターはたくさんいます。
とても偶然とは思えません(笑)
ミホークやペルーに関する考察は、別の記事でも紹介しているので、ぜひ読んでいただけると幸いです。
④イム様とビビは、百合の花(リリィ)の描写が多い
©:漫画 ONE PIECE: 尾田栄一郎/集英社
©:漫画 ONE PIECE: 尾田栄一郎/集英社
イム様とビビが登場する描写には、度々「百合(ユリ)」が描かれます。
「それがイム様の悪魔の実のモデルと何の関係性があるんだ!」と思う方もいるでしょう。
ご存じの方も多いでしょうが、百合(ユリ)は女性同士の同性愛を意味する言葉です。
そして、イム様の能力のモデルと考えているマレフィセントですが、映画「マレフィセント」は「同性間の真実の愛」の話であり、マレフィセントがオーロラ姫にキスをするシーンもあります。
つまり、百合(ユリ)をあえて描写していたのは、レズビアンが題材の「マレフィセント」をオマージュしていることを示唆するためではないでしょうか。
イム様とビビの関係性については他の記事も書いてるので是非読んでみてください!
イム様の関連キャラとして登場した「リリィ(Lily)」も「百合(ユリ)」を英語に翻訳したものなのも怪しいです!
4つの理由を解説しましたが、全てが偶然だとは思えません。
絵本『かいじゅうたちのいるところ』
©ラボ出版
五郎政の悪魔の実の能力のモデルとして、ファンの中でもっとも謳われているのは『かいじゅうたちのいるところ』です。
5匹の怪獣と、王様のような人が描かれており、こちらをオマージュしてる可能性も高いです!
まとめ
今回は、五老星とイム様の悪魔の実の能力のモデルについて解説しました。
少し説得力の足りない考察かもしれませんが、面白くはあると思います!
ワンピースの考察はほかの記事でも述べるつもりですので、ぜひ読んでみてください!
コメント